evmart ができるまで ~ 意外なストーリー
evmartの母体であるSUPER祭り合同会社は、実は、もともとインバウンド向けの日本文化体験型ツアー&イベントを企画・実行する会社でした。SUPER祭り代表のドーアン(トルコ出身)は、ホテル・観光を専門とし、数か国の5つ星ホテルで支配人を経験した後、2012年に来日。日本語を習得し、都内のホテルで勤務した後に移住した小豆島(香川県)で、地元のお祭りに参加したことで、「こんな素晴らしい日本のお祭りを、世界中に伝えたい!体験してもらいたい!」と、地域活性化の役に立つツアーやイベントを企画、実行する会社を設立。日本全国の様々なお祭りに参加するうちに、「お祭り研究科」となって、お祭り好きな外国人として巷で有名になり、「Youは何しに日本へ?」に何度も出て話題になりました。
【観光やイベント業界は大打撃】
仕事が順調に進んで行くと思った矢先の新型コロナウィルス感染症の発生。代表ドーアンの故郷であるトルコで「日本文化祭」というお祭りを始めとする日本文化EXPOの開催が決定していたのですが、延期となり、最終的には2020年11月に「オンライン日本文化祭」という形で、約10組の国内外のアーティストが集まり、コロナ対策をしながら4時間のLIVE放送を成功させました。結果や反響はとても良く、出演者の皆さんからも大満足と言っていただけましたが、コロナの影響は思ったより長引き、「2021年は一緒にやりましょう!」と前向きだったいくつもの団体や企業が、コロナの影響を受けて存続すら難しい企業も多く、だんだん遠ざかっていきました。
【Afterコロナ・Withコロナで何ができるか?!】
代表のドーアンは考えました。コロナの影響がいつ落ち着くかわからない、そんな状況の中、観光やイベントだけで続けて行くのは限界がある。自分には養う家族もいるし、このまま何もせずに終われない!そこで目を付けたのが「電動モビリティ」です。海外ではなじみのある言葉で、代表格の電動キックボードは、短距離移動手段として多くの人々に利用されています。日本では厳しい道路規制や法律の問題もありますが、徐々にそれも緩和される方向です。三密回避や環境保護の点からも注目されているこの次世代の乗り物は、近い将来、必ず日本でもポピュラーになる!と。
【イベント業のノウハウと、外国人ならではの目線で楽しく!】
そうは言っても、コロナの影響をもろに受けたSUPER祭り。現在、小さいながらも実店舗オープンに向けて進めています。店舗ではオンラインショップで見た商品を試乗することができます。また、お祭りやイベントで培ったノウハウを駆使した、楽しいイベントも企画しています。
コロナで先の見えない今ですが、また楽しくイベントや観光や飲食を、心置きなくできる時まで、心くじけずに前向きに進んで行きたいと思っています!
これから、evmart をどうぞよろしくお願いいたします!